英語コーパス

学会について

概要・沿革

1993年 「英語コーパス研究会」創設
1997年 「英語コーパス学会」創設
現在に至る。会員数は約400名(2015年度)。

会長あいさつ

 2016年度より会長に就任しました。微力ながら、学会の発展のために力を尽くしたいと思います。ご協力よろしくお願いいたします。

 私が英語コーパス学会に初めて参加したのは1990年代半ばだったと思います。当時は英語史、語法・文法、辞書学の研究発表が中心でした。ちょうど同じ頃、英国ではICAMEのメンバーがコーパスの言語教育への応用を唱えてTeaching and Language Corpora (TALC)という国際会議を1994年から開催するようになりました。私は1996年TALCの第2回目に初めてLancaster大学を訪問し、そこで Geoffrey Leech, Tony McEnery, Paul Rayson, Michael Oakes ら Lancaster のコーパス言語学ユニットの面々との素晴らしい出会いがありました。彼らは専門知識の不十分な私にも大変親切にしてくれ、会議の発表の質疑応答もとてもポジティブな雰囲気に満ちていました。みなでこの新しい分野「コーパス言語学」を発展させていこう、というビジョンと意気込みが充ち満ちていたのです。その影響で、1998年から2000年までLancasterでPhDを修め、帰国後、コーパスと英語教育の接点を中心に研究を続けてまいりました。幸い、日本では「コーパス」という言葉を英語教師がある程度常識として知っている程度に認知度が高まってきました。

 コーパス言語学は現在世界的にも世代交代の時期にあります。John Sinclair, Geoffrey Leech の二大巨塔墜つ、という状況の中で、追い打ちをかけるようにまだ若かった Adam Kilgarriff、Richard Xiao が逝ってしまいました。しかし、Lancasterはこの数年、この悲しみを乗り越えて大きく前進してきています。Postgraduate Summer Schoolを無料で開講し、若手研究者養成に大変な力を注いでいます。そこから新たなコーパス言語学の有望な若手が育ってきています。その良い影響はBirminghamやNottinghamなどの大学の Summer Schoolにも拡がっています。

 英語コーパス学会も同様の時期に来ていると思います。理事会メンバーも20名を超え、会員数は400名の大台に乗りましたが、毎年増加していた新入会員はこの数年停滞気味です。組織として成熟してきたと同時に、一種の閉塞感も出てくる頃です。これを打破するには、理事会のたずなを多少緩めて、若手研究者や大学院生にバトンを渡して彼らが活躍できるように組織運営を工夫していくことが肝要です。さらに学会の運営の効率化を進め、国際的なコーパス言語学ネットワークを構築しつつ、学会誌のグレードアップや大会発表の一部英語化など研究レベルの向上と国際化に貢献したいと考えています。もちろん先達の知恵も必要でしょう。しかし私は創設メンバーではない会長として、ある意味フレッシュな感覚で学会の新たな方向性を皆さまと一緒に真っ白な地図に描きつつ、実現していきたいと願っています。それには草創期の Lancaster で私が感じたような互いを尊重し建て上げるような研究者同士のポジティブに励ましあい研鑽するスピリットが大切です。

 皆さま、どうぞそのような前向きな態度で、英語コーパス学会のますますの発展のために共に力を尽くそうではありませんか。よろしくお願い致します。

2016年7月 東京外国語大学 投野 由紀夫

会則・規則

英語コーパス学会会則(2017年4月改訂)

役員

英語コーパス学会役員(2017年度)

加盟学術組織

英語コーパス学会は,日本学術会議 (Science Council of Japan)ならびに言語系学会連合 (The United Associations of Language Studies)の加盟団体です。日本学術会議のニューズレターはこちらからご覧いただけます。

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英語コーパス学会事務局
〒157-8511 東京都世田谷区成城6-1-20 成城大学社会イノベーション学部 石井康毅研究室気付
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